スーツのレディースブランドで30代におすすめは？着こなしも伝授

こんにちは、Re.muse（@remuseordersuit）です。

30代女性は仕事でも責任が増える年代です。新人時代とは違い、まわりを見渡す余裕も出てきます。そんな30代の女性として仕事でのスーツは洗練された大人の着こなしをしたいものです。選び方の注意点、着こなし方やおすすめブランドを紹介します。

30代女性に人気、お洒落スーツブランド

30代女性は、20代の頃に憧れた大人のブランドがいっそう似合うようになってきます。洗練された女性らしいお洒落を楽しみながら、スーツを着用しましょう。30代女性におすすめのスーツブランドを紹介します。

UNTITLED

トレンドを押さえながら、きちんとした雰囲気がある『UNTITLED』（アンタイトル）のスーツは、身体のラインを美しく見せてくれます。大手アパレルメーカーの『ワールド』が運営するブランドです。

UVカットやドライタッチなど素材面にも嬉しい工夫がいっぱいです。サイズバリエーションも多く、ベーシックなデザインが多いので、アクセサリーや小物などで変化をつけやすく着回しが利きやすいです。

Theory

『Theory』（セオリー）は上質素材とディテールにこだわった美しいシルエットが特徴のNYブランドです。品質の良い『ストレッチ素材』には定評があり、着心地と美しさを両立させています。

Theoryは、スタイリッシュでモダン感覚に優れる大人の女性ブランドです。長く愛用できるものが多く、体型カバーに適したアイテムも見つかります。『上質のパンツスタイル』を探している30代におすすめできる洗練されたブランドです。

NATURAL BEAUTY BASIC

『NATURAL BEAUTY BASIC』（ナチュラル・ビューティー・ベーシック）というブランド名のからもわかるように、自然で美しく、普遍的なファッションを追求するブランドです。

高品質なスーツがコストパフォーマンス抜群で揃います。ベーシックなデザインが基本で、着回しが利くアイテムが多いです。シンプルなデザインの中に女性の可愛らしさも盛り込んだブランドで、幅広い年齢層に対応しています。

INDIVI

『INDIVI』（インディビ）は『ワールド』の運営ブランドで『UNTITLED』よりカジュアル感を感じさせるデザインが揃っています。

細見えするのに着心地が抜群で、UVカット素材や自宅でも洗えるスーツなど働く女性にとって嬉しい機能のあるアイテムもあります。

気になる部分の体型カバーを上手にしてくれる熟考されたデザインは、30代女性におすすめできるポイントです。縫製も丁寧でサイズ展開も豊富です。

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日本初の女性テーラーが仕立てる、銀座・六本木・大阪のオーダースーツ専門店『Re.muse(レミューズ)』。

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• 400工程を経た美しいシルエットのスーツ
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• 1mmにこだわり限りなく身体にフィット

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30代になったらワンランク上のスーツを

20代まではファッションに冒険したり、似合う物を探して模索したりといった時期を過ごした方もいるかもしれません。

30代にもなると少し落ち着き、仕事での責任が増えて、対外的にも大人の女としての振舞いが必要な年代になります。服装も新人時代のように堅い感じではなく、『こなれ感』がある着こなしが必要です。

スーツを着用する時には『ワンランク上の大人のエレガンスが香るスーツ』を選ぶ事をおすすめします。

30代女性のスーツの値段はいくらが目安？

世の中の30代女性はスーツにいくらかけているのでしょうか？

結論としては、職種や会社での立場によって相場が異なります。

出典：株式会社バルク アンケート調査

例えば「サービス業」の場合、約3割が20,000円以下のスーツを購入されており、スーツを着る機会が少ない業種においては、スーツにあまりお金をかけない傾向が出ています。

一方、「管理職」の場合、約3割が100,000円以上のスーツを購入されており、会社の看板を背負い、周りからの信頼を意識される業種にておいては、スーツの質にこだわっていることが窺えます。

このように一般的には、その方の職種や会社での立場にふさわしい金額のスーツを選ばれています。

リクルートスーツは卒業

リクルートスーツは就職活動用のスーツで、不特定多数の目上の人々に対して、新人のやる気や素直さをアピールするのに役立ちます。30代で着用すると『いつまでも仕事に慣れない頼りない雰囲気』に見えてしまいます。

上質素材で素敵なスーツは人間性を豊かに見せ、品格を感じさせます。思い出が深いリクルートスーツかもしれませんが思い切って『さよなら』してしまいましょう。

大人の女性を意識する

30代のスーツは、新人としてアピールするような若さや素直さではなく、成熟した女性として、ベーシックな色を中心に大人の『エレガントな着こなし』を目指しましょう。

インナーなどで色使いを工夫して、バッグや靴、ジュエリーなどにも気を遣い、大人の女性をアピールします。

どんなことに気をつけてスーツを選ぶ？

スーツを選ぶ時に一番重要なポイントは『サイズ感』です。細すぎたり、ダボっとしたりせず、自分に丁度良くフィットするスーツを選ぶだけで、大人のこなれ感を演出できます。

変化する体型に合わせてサイズを選ぶ

30代は20代よりも『体型が大きく変化する』方が多い年代です。結婚をして落ち着いてふくよかになったり、出産をして体型が著しく変わったりなど、変化する要因が20代よりも多くなります。

スーツを選ぶときには、20代の時の体型とは違う可能性も考慮して、しっかりと自分のサイズを把握し、今の自分にフィットしたものを選ぶのがポイントです。

詳しくは後述しますが、ジャケットを選ぶ際は『肩幅』が合っているかをチェックしましょう。また、『ウエストライン』が自分のウエストの高さに合っているかが注意ポイントです。

ボトムはスカートでもパンツでも、ウエスト・ヒップまわりのサイズとそれぞれの『丈の長さ』がぴったりのものを選びましょう。

季節によってスーツの素材を変える

スーツスタイルは上下同じ生地を使用するので、『生地の質感』によって大きく印象が異なります。

ビジネス主体で着用する事が多いなら良質な『ウール素材』を選ぶと失敗がありません。ウールのスーツはフォーマルなイメージになり、生地の厚みを調節すればオールシーズン対応できます。

季節によって少し違う生地を選ぶのも素敵です。春夏にはリネンやシルクとの混紡、サッカー生地など、秋冬にはフラノやツイードなどを選ぶとバリエ―ションがある着こなしに見えます。

光沢をたたえたレーヨンやポリエステル混、ストレッチの効いたハイテク素材なども、生地の厚さに変化をつけることで様々なシーズンに対応できる便利な素材です。

気になりだした体型をカバー、ジャケット編

多くの女性は30代になると体型が変化し、今までとは違った視点で服を選ぶ必要になる事があります。ジャケットはどんな点に気をつけて選ぶと体型カバーができるのでしょうか？

肩幅が合っていないとスタイルが悪く見える

ジャケット選びで大事なのは『肩幅』に合っているかという事です。

肩幅が合っていないと着心地も悪く動きにくくなり、見た目も不格好になってしまいます。『スーツは肩で着る』と言われるほど、ジャケットの肩幅と自分のサイズが合っていないと洗練されたスタイルに見えません。

ジャケットは肩幅を重点において作られており、肩幅をお直しするのは困難で全体のバランスも崩れてしまいます。胴回りが大きくても修正ができますので、まずは『肩幅を合わせる』という事を覚えておいてください。

1つボタンでウエストをすっきりと

1つボタンのジャケットは『ボタン位置がウエスト周辺』に来ますので、ボタンを留める事で『ウエストが絞られすっきり』と見え、柔らかな女性らしい印象を与えられます。

ジャケットのウエスト位置にも注意しましょう。スーツのウエストラインが、自分のウエストラインと同じもしくはやや上方に来ると腰高に見えてベストです。

ウエスト部分から外に向かって大きく波打つような『ぺプラムジャケット』や『七分丈のジャケット』などを選ぶと、ウエストを細く見せることができて、体型をカバーしつつお洒落なスーツスタイルになります。

気になりだした体型をカバー、ボトム編

スーツのボトムにはスカートとパンツがあります。ウエストがきつすぎると着心地が悪いうえ、『横ジワ』の原因になります。自分のウエストサイズに合ったものを選びましょう。

スカートとパンツではジャケットと合わせた時の雰囲気が異なります。一般的にはスカートの方が『常識的、上品で女性らしい印象』を与えます。パンツスタイルは『活動的でスポーティ、格好良く』決まります。

スカートとパンツそれぞれの選択時の注意点を以下に挙げていきますので、参考にしてください。

お尻が気になるならスカートを

『お尻が大きいのが悩み』という方にはスカートをおすすめします。

パンツはお尻の形が浮き彫りになりますが、スカートはヒップの厚みがある人のほうが綺麗に着こなせます。逆に、お尻に肉がついていない女性が着ると平たい印象になり、立体感が出ません。

ビジネスシーンではタイトスカートが常識的ですが、『Aラインのフレアスカート』を着用できる環境でしたら、ぜひ挑戦してみましょう。

フレアスカートは下に向かって裾が開いているのでヒップまわりが目立ちません。広がり過ぎないタイプなら大人感もあり、ウエストからヒップまでのラインを美しく見せられます。

下半身を細く見せたいならワイドパンツ

ワイドパンツはエレガントな雰囲気を出せるアイテムで、ボリュームがありますので『脚の太さ』を感じさせません。下半身が気になっている方にはおすすめのアイテムです。

ワイドパンツは華やかな印象もあるので、職場でのセレモニーやパーティ行事にも向いています。サイズのあったものを選ぶことで、パンツのラインを美しく見せることができます。

また、ワイド感が目立って嫌という場合は『ふくらはぎ下』あたりの丈を選ぶとスポーティですっきりと見せられます。

太ももだけを隠したいならクロップドパンツ

太ももが悩みの方には『クロップドパンツ』がおすすめです。パンツの長さが7～8分丈で、ウエストラインから太もも部分までにゆとりを持ったデザインが特徴です。

クロップとは『切り取る』という意味で、パンツの裾に人の視線が行き、太もも部分はゆとりがあって目立たないので体型のカバーができます。

スポーティで垢抜けした印象のパンツですが、ややラフなテイストですのでTPOに気をつけてください。『パンプス』を合わせるとカジュアル感が薄れてエレガントになり、脚長効果も期待できます。

気になるお腹は太ベルトで細見せ

デスクワークなど、ジャケットのボタンをはずして仕事をする事もあるかと思います。インナーをカットソーにしてボトムスの上に出す時にはさほど問題はありませんが、ブラウスやシャツなどはボトムスの中に入れるのが一般的です。

そういった場合は『太めのベルト』をすると、ベルトの太さ分、その部分が締まって見え、ウエストが細く見えます。太すぎると苦しいこともありますので適度な太さを選びましょう。

女性らしさをアップさせる着こなし術

洗練された着こなしをするにはトータルコーディネートが欠かせません。素敵なスーツを着用しても他の部分がいい加減だと魅力が半減します。インナー選びや小物使いに気を配り、洗練された装いを心がけましょう。

インナーは上品に見えるとろみ素材

30代の大人のスーツには、インナーに『とろみ感のあるブラウス』を着用すると柔らかく上品な印象になります。襟の部分が蝶結びになった『ボウタイブラウス』やフワッとした『エアリーシャツ』などがおすすめです。

スーツと同系や類似色のインナーにするとまとまり感がでます。たとえば、こげ茶のスーツにベージュやクリーム、ネイビーのスーツにラベンダーといった具合です。

また、スーツをモノトーンにして、インナーをアクセントカラーにする着こなしもおすすめです。この場合のインナーは原色を避けてトーンを抑えた色にしましょう。グレーがかったピンクやワインなどを、グレーや黒のスーツと合わせます。

1つあると便利なパールネックレス

顔まわりにジュエリー類を持ってくると華やかでエレガントな印象を作れます。『パールのネックレス』を持っていると色々な使い方ができて便利です。フォーマルなスタイルはもちろん、使い方によってはカジュアルダウンしたファッションにも似合います。

1連の短めのタイプなら、清楚でフォーマルな雰囲気を作れます。顔まわりがちょっと物足りない、寂しいと感じた時などに使いましょう。パールの柔らかな光沢が物足りなさを助けてくれます。

パールのロングネックレスは様々な使い方ができます。2連や3連で使ったり、胸元のあたりで結んだりしてもアクセントになります。チョーカーなどと合わせるのも良いでしょう。

アレンジ自由なスカーフで華やかさをプラス

品質の良いシルク100％のスカーフは女性の格を上げるアイテムです。美しい色と模様で、ダークなスーツの印象を一気に華やかにしてくれます。巻き方によって様々なアレンジ方法があるので、いくつか覚えておきましょう。

スカーフ使いビギナーには、スーツのV開きに合わせてスカーフを沿わせる方法がおすすめです。細長く折る『バイアス折り』にして首からかけ、ジャケットの内側に入るようにし、スーツの開きの形に合わせて整えます。

また、『シフォン系の細長いスカーフ』も重宝するアイテムです。あまり高度なテクニックが必要なく、胸の前で結んだり、結び目を首横に持ってきて流したりするだけでスカーフスタイルが作れます。

スーツに合わせたビジネスパンプス選び

ワンランク上のスーツを着用する時にはパンプス選びにも気を配りましょう。スーツの雰囲気と合う履きやすいパンプスを選ぶポイントを紹介します。

基本は黒とベージュ

パンプスの色の基本は『黒』です。同じ黒でもヒールの高さの違いや、フロントのデザインの違いなど、様々なバリエーションが考えられます。

明るい色のスーツを着るときのおすすめは『ベージュ』のパンプスです。明るめのならどんな服とでも相性がいいので1つ持っておくと重宝します。

ネイビーやワインカラ―の靴もおすすめです。派手過ぎない色であれば、仕事関係のパーティなどに使ってもいいでしょう。

ヒールは高さのあるものを

『スーツの靴 ＝ パンプス』が基本なので、フラットな靴は合いません。

ヒールの高さは『3～5cm』程度のものが基本ですが、30代ならもう少し高い7cm程度でも似合うでしょう。脚長効果もあり女らしさを際立たせることができます。高いヒールの靴は歩きにくくなりやすいので、安定感が良い物を選びましょう。

オープントゥのパンプスは避ける

つま先の開いた『オープントゥ』や、かかとの覆いがない『ミュール』などはスーツスタイルには合わないので避けましょう。

正式な場では、つま先やかかとを見せるのはマナー違反でとされていますので、スーツスタイルに合わせると大変アンバランスになります。

また、ヒールの皮革がすり減っているのは、他人から見ると意外なほど目立つものです。中敷きなどが痛んでいないかも常に気を配っておきましょう。

まとめ

30代女性は、20代には着こなせないような女性の大人のスーツがよく似合います。この記事で紹介したポイントを参考に、ご自分の好みなども含めて考えあわせ、色々と試着してみてください。そして女性らしさが香る素敵なお気に入りのスーツを見つけてください。

テレビ取材していただきました