CASEオーダー事例
2021.04.27【DORMEUIL】
Wool55% Silk45%
自然体でいられるようになった時に出逢ったこのヴィクトリースーツ。
5年前はまだ会計事務所で働いていて、まさか東京でピンクのスーツを着るなんて夢にも思っていませんでした(笑)
「人生輝かそうよ」
と目覚めの声をかけてくれた代表の勝には、本当に感謝している今ですが、
アパレル業未経験からの転職は、いばらの道でした。
ミューズの仕事は専門性が非常に高く、一朝一夕で身につく技術ではありません。
1mmから拘るサイジングはフルオーダーの領域で、
100人いたら100通りの体型があるので、オーダーシートも100通りとなります。
更には、その人の生きてきた価値観までサイズに反映させたりします。
(ストイックな方はタイトめに作ってます♪)
アパレル未経験だった私は、1mmに拘ることも容易ではありませんでした。
それ以前に、メジャーを使いこなすことも必死なわけです(´;ω;`)
モタモタモタモタ・・・どの位置を測ればいいのだ!?
「むずい・・」
生地提案も、7000種類ある中から、縦18㎝×横13㎝程度のサンプル生地を見て、
全身にまとったイメージをするんです。彼氏の服でさえ選んだことのない私が・・・( ゚Д゚)
「全くわからへん・・・」
会計事務所では経営者の方とも打ち合わせする機会も多かったものですから、
そこはなんとかコミュニケーションをはかれるはず・・!
と思ったのも大きな勘違いでした(笑)( ノД`)
ミューズには個性豊かなお客様が多く、圧倒され話に全く入れない・・。
「やばい・・・」
そんなこんなで、自分に全く自信を持てずにいる中からのミューズスタートでした。
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人を自信で包み
生き方に影響を与え
世界を変える英雄を生み出す
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これがミューズのパーパスなのですが、
私自身もこのヴィクトリースーツを身にまとって数々の勇気と自信を授けてもらい、
どれも平均以下で全くできなかった私でも、必死で努力し自分に打ち勝ちここまでやってくることができました。
私のヴィクトリースーツ遍歴は、3年間くらいは、自分に喝を入れるような、
シャープな印象のスーツが多かったです。
最終的には全身クロコダイルのスーツまで作っちゃって(笑)
童顔な自分を、しっかり者に見えるようブランディングしていきました。
今年に入って、ふっと。
なんだか肩の力が抜けたような感覚があって。
そうしたら出逢いは不思議なものですが、
今までずっと避けてきたこの淡いピンクの生地に魅かれている自分がいました。
何かニュートラル♡
また新境地です!
出発進行~!!
こうして、ヴィクトリースーツは自分を幾度どなく脱皮させてくれます!
相棒~!次はどこにいこうか?♪
もう既に次の自分にワクワクしています♪