こんにちは、Re.muse(@remuseordersuit)です。

めったに着る機会がないタキシードですが、思い切って白のタキシードに挑戦してみてはいかがでしょうか。お洒落にカッコよく見せられるような色選びの方法から、着こなし、そしてタキシードに合わせる小物まで、基本情報を解説します。

タキシードは白、黒どっち?

タキシードの色目には黒と白がありますが、どちらを選べばよいのでしょうか。

フォーマルでは黒が基本

礼装というものは、欧州の長きにわたる服飾の歴史の中で進化してきました。細かいディテールにも、ちゃんとした理由があります。

礼服のセオリーでは、色目は黒が基本です。当然、タキシードも基本色は黒になります。

黒タキシードに黒の蝶ネクタイ、カマーバンド、黒のオペラパンプスという正統かつ典型的な出で立ちを『ブラックタイ』と表現します。式典やパーティの招待状でブラックタイでの来場を指定されることもあるほどです。

結婚式やパーティで白が人気カラーに

結婚式で新郎のタキシードの色を白にすることは、隣の花嫁の純白のウェディングドレスと合わせた色選びとして人気です。2人しての白のペアコーディネートは、微笑ましくも清々しく見えるでしょう。実際に新郎が白のタキシードを選ぶことは、近年特に増えているようです。

避暑地や船上でのパーティなども、白タキシードがとてもよく似合います。春から夏には使いやすい色目であり、晴れやかな場の華やいだ着こなしとして、印象も抜群でしょう。

また、黒白以外の色物も存在します。着用するシチュエーションによっては、色物も許容されるのです。シャンパンゴールド・シルバー・ブラウン・ボルドー・ネイビーなどがあります。

覚えておきたい白タキシードの特徴

白のタキシードにはいろいろと特徴があります。実際に着用するときに困らないように、事前にポイントを押さえておきましょう。

白い色は屋外や明るい時間帯が映えやすい

結婚式の時間帯によって、色を決める考え方があります。日中の屋外や大きな窓がある屋内などの明るい場所では、白いタキシードは映えやすいでしょう。服そのもの晴れやかですが、よりいっそうの華やかな印象になります。

ただし、あくまで新婦がメインで、目立ちたくないという新郎の場合は、時間帯による明るさと、その新郎自身が自分どう見せたいかという意向によって、タキシードの色の明るさを決めるとよいでしょう。

白い色は体型が大きく見えやすい

白という色は、ものを大きく感じさせる視覚効果のようなものがあります。つまり白いタキシードに身を包むと、その人の身体は大きく見えやすいのです。

身体が小さめの人にとっては、晴れやかな場でもあり、白く清々しい衣装に身を包み、大きく見せられるのであればなお良いでしょう。

なかなか着用する機会がないタキシードですが、いざ着るときにはきちっとマナーやルールを守って色を選ばないと、恥をかいてしまいます。失敗せず、むしろおさhれにカッコよく見せられるような色選びの方法を解説します。

白タキシードに着用する小物は?

いざ白のタキシードを着ることになったら、ネクタイや靴下などの小物も準備しなければなりません。どのようなものが必要か、そのときになって慌てないように、確認しておきましょう。

シャツはウイングカラーの白が基本

タキシードを着用するときに合わせるシャツは、白の『ウイングカラーシャツ』というシャツです。スタンドカラーのように襟が立っていますが、違うところは襟先が三角形に折れているという点です。

その襟先の形が、鳥が羽根を広げたようなので、ウィングカラーと呼ばれています。襟の後ろ側には蝶ネクタイが落ちないように通すループがあります。

胸にプリーツがあるものと、ないものの2種類がありますが、これは元々は下着と考えられていたシャツの胸部分を隠すために、別布をつけていた名残であるとされています。

その流れから言いますと、プリーツが付いているほうがよりフォーマル性が高いと言えるでしょう。

袖は『ダブルカフス』という、折り返された形になっていて、蝶貝かオニキスのカフリンクスで留めるのが好ましいです。シャツの使用生地は80番双糸以上の細番手の、上質なブロードクロスが良いとされます。

白ネクタイか蝶ネクタイ

白の結び下げのレギュラータイプネクタイは、結婚式でも多くの新郎に選ばれています。色は、日本では白やシルバーがフォーマルとされますが、海外ではそういったルールはありません。基本的に好きな色を選んで良いしょう。

ただ、黒は喪服を思わせるということで、気にするゲストもいるかもしれません。選んでいけないというルールはありませんが、避けておいた方が無難でしょう。

おしゃれなアイテムという印象のある蝶ネクタイですが、黒のタキシードには黒の蝶ネクタイを合わせるのがフォーマルな装いです。カラフルなものや、チェックやドットなどの柄物はカジュアル感が強まるので、披露宴のお色直しや二次会に向いています。

白の靴に合わせるなら白の靴下

白いタキシードを着る場合は、白い靴を履くことが多いです。その場合に合わせる靴下は、白を履きましょう。靴下の役割はパンツと靴をつなぐことなのです。

注意事項としては、白の靴下に限らずですが、膝近くまであるようなロングホーズを選びましょう。なぜなら、座ったりしたときに地肌が見えると品格を下げてしまうからです。

また、黒のタキシードに白の靴下はNGです。パンツから靴への流れを切ってしまいます。その場合の正解は黒です。

お洒落に魅せる白タキシードのアレンジ方法

タキシードを着用するときに、よりおしゃれに見せることができるアレンジの方法を紹介しましょう。

全身ホワイトで華やかさを演出

タキシードもシャツもネクタイも、ポケットチーフも靴下も靴も、すべてが白に統一されたコーディネートは華やかであり、結婚式の気分を盛り上げてくれます。

オールホワイトという徹底した、究極のワントーンコーディネートは、見ていて気持ちも良いです。そのような新郎新婦の並んだ光景は、とても晴れやかに見えるでしょう。

パンツやベストに黒を取り入れ引き締める

白のタキシードスタイルの場合に、すべて真っ白にするだけではなく、ポイントを絞って黒を差し色で使うのも粋です。

パンツあるいはベスト、カマーバンド、蝶ネクタイを黒にするだけでも、全体が凛と引き締まってクールな印象になります。

あるいはタキシードそのものが白で、拝絹が黒、それと連動してカマーバンドも黒、さらにジャケットの腰ポケットの黒で作られている玉などもおしゃれでしょう。

小物をカラフルにしてアクセントに

白いタキシードで小物の色物を取り入れて、アクセントにする着こなしもおすすめです。ポケットチーフや蝶ネクタイ、カマーバンドをスカイブルーにするだけでも、着こなし全体をより爽やかに、立体的に見せられます。

また、クリームイエローやベビーピンク、サックスブルー、ライラックなどのパステルトーンを上手に配せば、清潔感の中にも大人の艶っぽさが出て、男前を上げる着こなしになります。

ただし、ビビッドなどのきつすぎる色目はNGです。あくまで品格を保つことを最優先で考えましょう。

まとめ

白のタキシードを着用するときの着こなしや、アレンジ方法について紹介しました。

知っておくべき基本情報が多くて面倒かも知れませんが、だからこそそれを理解した上での、品格あるスタイルは身に着ける人を魅力的に見せてくれるのです。

新しいオーダータキシードの世界を叶える、Re.museとは

タキシードのイメージ、それは多くの人にとってブラックスーツではないでしょうか。 正統派ブラックフォーマルは勿論、Re.museが考えるタキシードは、着る人の個性と自由が表現された、あなただから着こなせる一着であることがマスト。

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本格的なタキシードとして結婚式・パーティーにもご着用いただけ、ラペルの拝絹やパンツの側章を取り外して、デイリースーツとしてのご愛用も可能とする、新しい発想のタキシードです。
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